鬼滅の英語#2 今日も町に行くの?私も行く!
こんにちは。両助です。
一日一話ずつやっていこうと思ったのですが、
第一話がまあまあのボリューム。
コミックで言うと56ページ。
そしてこの回が唯一炭治郎の家族とのシーンが描かれて、
日常で会話で使えそうな表現がたくさんあるんです。
なので、これを一記事で終わらすのはもったいないと思い、
少し広く触れていこうと思います。
では早速。
炭治郎が炭を売りに行くため町へ向こうとするシーンで、
炭治郎の弟の竹雄と妹の花子がこう言います。
竹雄「今日も町に行くの?」
花子「私も行く!」
英語版ではこう表現されていました。
Takeo「You're going to town again today?」
Hanako「I'm going with you!」
今日のお題はズバり、Be going (Be +〜ingの形)
未来のことを表すときに使われるのがWillやBe going to。
実はもう一つこのBe goingのように
Be +〜ingを使うことでも未来表現ができます。
私が留学した際、日本人も何人かいたのですが、
先生がこれを教えてる途中で、
「え?これ先生の間違いじゃない?」
「これ日本で習ってないよね?」
みたいに、ほとんどの日本人がこんな反応をしていました。
私もその一人でしたが笑。
どれも同じ未来のことを表すのですが、
そのニュアンスが次のように違います。
- will : 今とっさに思いついた
- be going to : あらかじめ計画していた(変更する可能性あり)
- be +〜ing : あらかじめ計画していた(ほぼ100%実行するつもり)
willの例:牛乳が無くなった。→後で買うわー。
I will buy it later.
牛乳が無くなることを予想していた訳ではなく、
無くなったから(今とっさに)買うことにした。
be going toの例:今度のGW何するの?→オーストラリアに行くんよー。
I'm going to Australia.
航空券やホテルなど、既にブッキング済みで、
あらかじめ計画していた旅行。ただし、変更することも有り得る。
be +ingの例:今度の日曜日何するの?→友達とサッカーするー。
I'm playing soccer with my friends.
友達と約束済みで、
あらかじめ計画していた約束。ほぼ、やるつもり。
こんな感じで使う形によって、
ニュアンスがガラッと変わります。
なので会話中、ここに注目することで
あなたが聞く側の場合、
相手がその行動に対してどの程度確実なのかを知ることができます。
逆にあなたが話す側の場合、
相手にその行動がどの程度確実なのかを伝えることができます。
さて本題ですが、
Takeoの「You're going to town again today?」
ポイントは
- 語尾に?(会話時は語尾をあげる)ことで疑問形にできる
- be going to とbe+〜ingを見極める
まず、英語の裏ワザで、
普通の肯定文の語尾をあげると疑問形にできます。
本当に正しい文章は、
Are you going to town again today?
となります。
ネイティブの人はこのような裏ワザを普通に使ってきます。
例えば、
これ美味しい!あなたも好き?
You like it?
普通であればDo you like it?となるのですが、
ネイティブはこのように省略して表現します。
二つ目は、be going to とbe+〜ingを混同しないようにしましょう。
一見be going toに見えがちですが、
be going toの後は必ず動詞の原型がきます。
この場合、be going toの後はtownと名詞の”町”がきていますね。
なので、ここはbe+〜ingが使われていることになります。
”go to (場所)”で「(場所)へ行く」と訳します。
なのでこの文章の直訳は、
あなたは町に行くつもり?また、今日も?
先ほど学んだように、be+〜ingは
ほぼ100%実行するプランというニュアンスになります。
Hanako「I'm going with you!」
こちらも直訳すると、
私はあなたと行くつもり!
となり、 ほぼ100%炭治郎と一緒に行くよというニュアンスです。
be going to ではなくbe+〜ingを使うということは、
ほぼ100%、間違いなく町に行くということです。
つまり、炭治郎は思い付きで炭を売りに行くのではなく、
日常のルーティンのように、
定期的に炭を売りに行っているような背景が読み取れる訳です。
もし何かお菓子やジュースを買って欲しくて
買い物について行きたい子どもがいたら、
ママにこう言ってあげましょう。
「Are you going shopping today?」
「I'm going with you!」
それではまた明日。
両助
鬼滅の英語#1 なんでこんなことになったんだ!
こんにちは。両助です。
今日から本編に入っていきます。
第1話から順に触れていきたいと思っています。
冒頭のこのシーン。
いきなり血塗れの少女をおんぶして、
雪道を歩く主人公、炭治郎。
ちなみに英語版での登場人物の名前は基本的に皆オリジナル通りで、
炭治郎はTanjiroです。
何が起こったの!?と、視聴者を釘付けにするようなシーンですね。
同じく主人公の炭治郎もこう言います。
「なんでこんなことになったんだ!」
英語版ではこう表現されていました。
How did this happen?
なんで=なぜ、は英語でwhyなので、
why〜始まりそうなのですが、ここでは
”どんなふうに”とか”どうやって”という意味のHowが使われていますね。
直訳すると、
How did this happen?
どなふうに これが 起きたの?
<文法>
Howの後は、助動詞→主語→動詞となります。
例:How do you feel? (気分はどうですか?)
How did you know? (どうやって知ったの?)
Howを使うことで、
どういう手順で、とか、どういう方法で
というニュアンスが入ってきて、
より過去に何かあった感を演出したいのかも知れませんね。
子どもがリビングをぐちゃぐちゃにしていたり、
何かが壊れていた時なんかに、
ママが言えそうなフレーズですね。
How did this happen?
それではまた明日。
両助
鬼滅の刃を英語で言うと?
こんにちは。両助です。
初記事です。
これから鬼滅の刃を元ネタに、
鬼滅×英語で記事を書いていきます。
早速、
鬼滅の刃は英語で
Demon Slayerです。
Demon<名詞:鬼、悪魔>
Slayer<名詞:殺害(者)>
直訳すると”鬼殺し”といったところでしょうか。
なんとなく
Sword of demon kill
みたいなに、
ゲームとかでありそうなクールな感じになるのかなと
予測していたのですが、
2文字でシンプルでしたね。
海外でも人気みたいで、
海外版タイトルはDemon Slayerです。
実際に海外版のコミックも発売されています。
この”海外版を英語で知っておく”ということ、
私はすごい大切だと思っています。
なかにはそのままのタイトルの作品もあります。
私が留学した時の出来事ですが、
少し前に流行った”君の名は”という映画。
これもまた海外でも人気映画で知っている人は多いんですが、
ある授業で日本の文化について話してるとき、
同じクラスのブラジルの子が
I know your name ! I like it !
って言ったんです。
最初は謎でしたが、よくよく聞いたら
your name = 君の名前 = ””君の名は””の英語タイトル
だったんです。
こんな感じで、
海外の子と話すときにすごい便利で、
海外版を英語で知っておくことで早く理解できるんです。
ということで、
今日は鬼滅の刃の英語タイトルについてでした。
では、また明日!
両助



